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2001年12月26日 晴れ
対西部戦線・第12戦 続・油山編
いかにしてワシントンは○○したか |
前回の五木村撮影の残りフィルム二十数枚を消化してしまおう
ということで早起きした。 世間の相場では9時半は早起きとは
言わないそうだが、それはワシントン時間と日本標準時との
時差のせいである。 いちおう念を押しておこう。
9時42分にスタートし第11回戦をやった「油山市民の森」を再訪。
そのとき発見できなかった「夫婦滝」を探す。 が、矢印の方向には
滝など無い。 近所にいたポイ捨てゴミ収集小隊の人にも訊いて
みたが、皆「知らない」という。 ぬうぅ・・・これは一体・・・
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これは飾りか? |
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市民の森の入場ゲートで300円払い駐車場へ向かう。
その途中に「元の滝」の標示がある。
この道は駐停車禁止なのだが、つい停めてしまった。
スマン・・・許してくれい・・・
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駐車場から歩きだ。 本日の目的地は「山笠の滝」。
しかし、市民の森は車道・歩道が迷路のように入り組んでおり、
設置してある地図看板はアバウトであり、分岐路には何処へ続く
道なのか記されてないことが多い。 とりあえずキャンプ場の方へ
進み、そこから登れば間違い無さそうである。
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駐車場にて |
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キャンプ場の手前の橋の下で水音がする。 見ると
5m弱の小瀑だ。 ちょこっと降りてみよう。
滝壷(というほどのものではないが)には直径10cmの
塩ビパイプが刺さっていて撮影の邪魔をする。
抜こうとしたが抜けない。 どうも意図的に打ち込んで
あるようだ。 岩の崩壊を防ぐためだろうか?
それにしても塩ビパイプとは・・・
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キャンプ場には「山笠の滝」の案内板があった。 指示通りに登って
行くと四ッ角があり、そこにも滝への案内板があった。 更に登って
行くと、またも四ッ角! しかもこの四ッ角には案内板が無いので
ある。 仕方ないからそのまま登る。 しばらく行くと妙な形の木に 出くわした。
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不思議な木 |
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下って来る人に訊くと「山笠の滝」は、1本向こうの道だと言う。 「何てこった」と
引き返そうとしたとき左足がスベった。 滑ったといっても、たかだか20cmの
石段だ。 普段ならコケるはずもないのだが、どういうわけか尻餅をついて
しまった。 まるで河童にでも引っ張られたかのように・・・
瞬間、激痛が走った。
「どぅえほうあぇうえぁえぇぇぇぇ」
「焼け火箸を押しつけたような」という表現があるが、「焼け火箸を突き刺して
グチャグチャ掻き回したような」と言った方が、より正確な表現となろう。
ううう、なんだこの痛みは・・・
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起き上がるどころか、体を動かすことすらできない。
・・・これは・・・ヤバいかも・・・
20分ほどじっとしていたら、やや痛みが薄らいだ。
何とか起き上がり歩いてみる。 時々激痛が走るが、歩けないことはない。
「ふうぅ〜、助かったかも」
キャンプ場まで下ると、駐車場まで600mの標識。 大丈夫か、オレ?
駐車場にたどり着く。 もう、息も絶え絶えだ。
管理者らしき人が 「いいの撮れました?」 などと訊いてくる。
が、こっちはそれどころじゃない。
「お、おまえらが案内板さえ・・・」 と言いたいとこだが声も出ない。
三脚とカメラバッグを車に放り込み、シートに座ろうとした途端またも激痛。
治まるまで15分、半ケツのまま固まってしまった。
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運転しながら、もう治まるだろう、もう治まるだろうと思っていたが、治まらないまま
ワシントン邸に到着。 昼メシ食いながら、もう治まるだろう、もう治まるだろうと
思っていたが、治まらないまま仕事に行く時間になった。
・・・やむをえん、病院に行こう・・・
レントゲンの結果、折れてないらしい。 もっとも2〜3日してからジワジワ開く
骨折もあるというので安心できない。 今日一日は安静にしておくことにした。
だが、痛みは治まらない。 ちょっとでも動くと頭に突き抜ける痛みが走る。
次の日も、また次の日も、そしてまた次の日も・・・
そのうち病院は正月休みに入ってしまった。
休み明けの1月4日、知人に教えてもらった別の病院でレントゲンをとると・・・
「折れとうばい、こりゃ」
こうしてワシントンに2ヶ月の休暇が訪れたのであった。 「完」
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走行距離 | 17.5km |
所要時間 | 2時間25分・途中棄権 |
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