3日前に行った菊池渓谷の撮りかけフィルムが、まだカメラの中に残っている。 連休最後の日曜ということで、どこも人と車が多いんだろうとイマイチ乗り気じゃ なかったが、早起きついでに野河内まで行ってみよう。 野河内渓谷。 私の記憶が正しければ、福岡ローカルの夏場の夕方ニュースで 時々ロケが入る、わりとポピュラーなスポットである。 混んでるかもしれない。 まぁ、それならそれで三瀬峠を越えて金山登山道の滝にでも行こうかな…
9時33分スタートで、県道49号を西へ向かい、国道263号へ 入り南下。 西部戦1回裏戦の「坊主ヶ滝」、4+1/2戦の「花乱ノ滝」 の入口を通過し、大正12年製の曲渕ダムを過ぎたら、もう野河内で ある。 渓谷入口の看板があるので入ってみると、下の方に小さく 「車乗入禁止」の文字… 10m先に駐車場はあるが某御食事処の もので、無断駐車は1万円と貼り紙してる。
で、その辺ぐるぐる回って、500mほど離れた川沿いの脇道に 5〜6台置ける場所を見つけ、近所の人に断わって停めさせて もらった。 渓谷入口に小瀑が1本。 残念ながら落ち口辺りは コンクリで固められていた。
なかなかいい感じの遊歩道である。 紅葉は早くも 終わりかけ、風が吹くと紅い葉が雪のように舞って あたりを埋める。 黄色い葉は今が全開だ。
案内図なるものがあったが、スケールがどの程度か わからないので、どれがどの滝なんだかさっぱりだ。 (滝の前に立札等は無い。それはそれでいいのだが) せめて距離くらいは書いておいて欲しかった。 次回 来る時の予定が立てられないもんね。
それにしても…「九州の滝・渓谷・湖」という本には 渓谷の500m奥に「剣の滝」がある(案内図には無い けど)、としか紹介されてなかったから、たいして期待 してなかったが、意外に楽しめそうな渓谷のようだ。 降り積った落ち葉もいいアクセントになっている。
落差2〜3mの小瀑が続く。 ちょこちょこ撮ってると、あっという間に1時間半 経過。 まだ500mも来てないというのに… こんなはずじゃなかったんだが。 次回はもっと早起きして「この先危険」地帯の 滝まで、頑張って行って来よう。